私とハムちゃんの出会いはふと立ち寄ったペットショップでした。
そのペットショップでは大量にハムスターが産まれたらしく、ハムスターフェアというイベントを開催してハムスターを200円で販売していました。
あまりの安さに驚き、気付いたら購入していました。
しかし私が家族に迎えたハムスターは周りよりも体が小さく十分な飼育をしていても突然死してしまう可能性が高いと言われました。
でも、その言葉は嘘だったかのように元気に生きてくれたハムちゃん!
私がゲージに近づくと嬉しそうに鼻をひくひくさせて私の方に寄ってくる姿は癒しそのものでした。
1日1回散歩の時間と称して部屋の中を自由に遊ばせていたのですが、ハムちゃんが通るところにうんちが数個並んでいたときはとても笑いました。
思わず写真におさめてしまうほどでした。
寒すぎて冬眠したんじゃ…?
これまでかかさず部屋の掃除をしていたのですが、亡くなる前日だけは部屋の掃除を怠ってしまいました。
それが原因かは分かりませんが、朝起きて水を換えるのにゲージを開けるといつもハムハウスから出てくる顔が出てきませんでした。
寝てるのかなと思い、とりあえず水を換え、再びゲージを開けましたが顔を覗かせることはありませんでした。
ハムハウスを覗くとまるで寝ているかのような姿で亡くなっているハムちゃんの姿が…。
ハムちゃんが亡くなった現実から逃避するように仕事に行き、仕事の合間にハムスターの死について調べました。
寒いと冬眠し仮死状態になることもあるといることで家に帰った後、こたつで必死に暖めましたが、ハムちゃんが目を覚ますことはありませんでした。
愛しいハムスターに手紙を書いたら
亡くなったことが信じられず、1週間は引きずり、ずっと泣いていました。
ハムスターは基本的に庭に埋めたり、プランターに埋めたりする方が多いそうですが、私の大事な家族だと動物火葬をお願いしました。
火葬前日にはハムちゃんに向けてお手紙を書きました。
お手紙を書いているうちに今までの思い出が蘇っていつも以上に泣いてしまいました。
お手紙が涙で濡れてぐちゃぐちゃになるほどでした。
でもこの日思いっきり泣いたおかげで心の整理ができた気がします。
火葬当日、火葬場の人にハムちゃんの遺体を渡すと「とても綺麗なご遺体ですね。ハムスターのご遺体って目を背けてしまうような姿のほうが多くて…」と言っていただき、その言葉にまた涙が溢れました。
ペットロスで毎晩たまらないあなたへ
我慢せずにたくさん泣くことをおすすめします。
泣くことで心の整理もついて大事なペットの死を徐々に乗り越えられると思います。
私は寂しすぎて何度も写真や動画を見返していました。いつでも思い出せるように生きているうちにたくさん写真や動画に残してあげてください。
私はもっと撮っておけばよかったと後悔しています。
あとは関われるうちにたくさん関わっておくことです。
ペットにとって過剰なスキンシップはストレスになってしまうので適度な距離が必要ですが、ペットが元気な間にたくさん思い出を作ってください。