体験談

【人生を教えてくれたビーグル犬を失ってペットロス】大好きだった愛犬が教えてくれた愛と命というもの

 

小学校から帰ると、いつもビーグルの彼が出迎えてくれました。

 

両親が働いていたせいで、彼と留守番する時間が長く、話しながら(一方的ですが)宿題をしていることが多かったです。

学校であった良いことも嫌なことも、一番最初に話すのは彼でした。

 

 

また、彼を飼ってから少しして、同じビーグルのメス犬を飼い、交配させ、出産させたことから、命が宿るということや、出産すること、そして、その命がどうやって育っていくかを学びました。

 

また、貰い手を探して、我が家から巣立って行く時の切なさなど、それこそ学校では教えてくれないたくさんのことを教えてくれたように思います。

彼が死ぬとはどういうことなのか、愛するとはどういうことなのかも教えてくれたのかもしれません。

 

 

 

最愛のペットちゃんが亡くなった時のお話をきかせてください

15歳を超えて亡くなったので、大きな病気や事故と言うわけではなく、老衰であり、それは幸福な死だったのかもしれません。

が、やはり家族にとっては辛いものであったことは事実です。

 

亡くなったあとはペット葬祭を依頼し、人間と同じように弔いをしました。亡くなる時も、家族でその時を見守ることができたのが幸いだったように思います。

 

たくさんの花と彼が好きだったドックフードを棺に入れてあげ、いつもの散歩コースを辿って、斎場に入りました。

 

また、彼にはたくさん子どもがいたので、子犬をもらってくれた人たちからも、たくさんのメッセージをいただくことができ、私たちは本当に愛していたし、彼は本当に愛されていたんだと痛感しました。

 

 

あなたがペットロスになった時の状況や気持ちなどの体験談をきかせてください

とにかく悲しくて、何で死んでしまったのだろう、と悔やみました。

 

それは順番だし、当たり前のことなのだと分かっていても、あの時、こうしてあげられたらと思っては泣き、食べたり眠ったりと言う日常生活が不安定に陥りました。

 

次の犬を飼おうかという話も出ましたが、それはそれで、亡くなった子に申し訳ない気がしてしまって、何が一番良い方法なのかを冷静に判断することができなかった気がします。

 

また、亡くなった季節が冬の最も寒い時期だったせいもあるのか、気分が塞ぎがちになりました。

病院にかかるほどではないと自分では判断していましたが、とにかく、全てのことを余裕を持って捉えることができず、軽い鬱状態だったのかもしれません。

 

 

 

これからペットロスを迎える方に向けてアドバイスするとすればどんなことを言いたいですか?

傷や悲しみは時間とともに癒えていくかもしれませんが、その子と一緒にいた時間が消えることは決してありません。

 

また消してはならないのだと思います。それが悲しいとか、早く忘れてあげたほうが良いと言う人も中にはいますが、無理して忘れたり、その子がいなかったように振る舞う必要はないのだと思います。

 

その子を愛し、愛され、同じ時間を生きたこと、さまざまなことを一緒に乗り越えた思い出をずっと抱きしめて、これからを生きても良いのではないでしょうか?

 

 

「絶対にあの子のことは忘れられない¡」という貴女にはこちら

 

 

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