鳴き方で自分の感情を伝えるのが上手く、コミュニケーションを取りやすい犬でした。
特に子犬の頃は、愛犬の甘え鳴きが目覚まし時計になっていました。
少し甘やかしてしまったこともあり、人間の食べ物を欲しがることも度々。ドッグフードしかもらえないと分かると、ガッカリした表情を見せたりしました。
生まれつき体が丈夫だったからか、ドッグフード以外の物を食べさせても、特に体を壊すこともなかったのですが。
少し我儘で気の強い所もありましたが、基本的に飼い主を困らせたり、心配させることもなく、育てやすい子でした。
また深夜、家に泥棒に入られそうになった時、すぐに気づいて吠え、撃退してくれたことも思い出に残っています。
愛犬のお陰で盗難に遭わなくて済みました。今でも感謝しています。
最愛のペットちゃんが亡くなった時のお話をきかせてください
愛犬は比較的長生きで、18歳10か月まで生きました。
亡くなる数日前から食事を受け付けなくなり、寝てばかりの状態になり、心配していたのですが、特に苦しんでいる様子はありませんでした。
なので、まさか死期が迫っているとは思っていなかったのです。
亡くなったのは明け方です。
深夜3時ごろ、愛犬が急に苦しそうな声を上げ始めたので、目を覚ますと、ただならぬ様子でした。
晩年になってからは、殆ど「ワン」と声を上げることのなかった愛犬が、悲鳴にも似た声を何度も発しているのです。
しかし時刻が時刻なだけに、獣医さんに連れていくこともできません。
どうしてよいのか分からずにいたところ、朝の5時ごろに息を引き取りました。長生きした割には、あっけない最期でした。
苦しんでいる時に何もしてあげられなかったのは残念です。
あなたがペットロスになった時の状況や気持ちなどの体験談をきかせてください
ペットの死後、暫くはあまり実感が湧きませんでした。外出先から危篤する時、何時も通り、愛犬が家で待っていてくれるような気がしていました。
でも当然のことながら、帰宅しても犬の姿はありません。
そんなことを重ねるうち、「やっぱり死んじゃったんだな~」という実感が徐々にこみ上げてきました。
自分が寂しかったのは当然ですが、それ以上に家族が重いペットロスになってしまい、精神的に不安定になってしまったんです。
そちらの方に気を取られ、その意味でも疲れてしまいました。結局、新しいペットを家に迎えることで、何とか落ち着きを取り戻しましたが、今度の犬は病弱なのが気懸りです。
この犬が死んだら、またペットロスで苦しむのかな?という不安もありますね。
これからペットロスを迎える方に向けてアドバイスするとすればどんなことを言いたいですか?
ペットを飼えば、必ず別れる時がやってきます。
自分もペットロスになった時は辛かったのですが、時間が経つにつれ、愛犬が楽しい思い出を沢山残してくれたことに感謝する気持ちが強まってきました。
今ではペットを飼って良かったと思っています。
ペットが元気だったころは、日課としてお散歩に連れて行きましたが、犬を通じて少なからぬ友達も出来ました。
散歩することで飼い主にも良い運動になったし、色々な意味で生活に張りが出て、楽しく過ごせたと思っています。
「時間が解決する」のは分かってるけど…という方はこちらを参考に